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家づくりに関する
資金計画
家を建てるには、綿密な資金計画が必要不可欠です。資金計画を確実に行うことが、マイホーム建築を成功させるための第一歩といえるでしょう。
春日工務店では、無理のない資金計画のためのアドバイスを親身になって行います。家づくりには一体どのくらいの費用がかかるのか、どの場面で費用が必要になるのかをお伝えします。住宅ローンに関する相談も対応可能なので、お気軽にご相談ください。
住宅ローンの流れを知る
住宅ローンは、通常、家が完成してから返済が始まります。住宅ローンとは、建てた住宅そのものを抵当にすることを前提に融資されるものだからです。
しかし、注文住宅の場合、工事の進行状況に応じて建築会社に分納するのが一般的です。請負契約が成立した時点で10%、着工時、上棟時、完成時に各30%ずつ支払います。こうした背景から、注文住宅では建物の建築確認が下りた時点で本審査が受けられ、着工前に住宅ローンが実施されるケースが多いです。
※表は左右にスクロールして確認することができます
住宅ローンの流れ | 住宅建築の流れ | |
---|---|---|
― | 1 | 建築会社探し |
住宅ローンの申込 | 2 | 建築会社決定・見積もり |
事前審査 ※見積書が必要 | 3 | 請負契約・建築確認 |
本審査 ※契約書と建築確認が必要 | 4 | 着工準備 |
住宅ローン契約 | 5 | ― |
住宅ローン実行 | 6 | ― |
月々返済 ※工事の進行状況に応じて支払う |
7 | 着工 |
8 | 上棟 | |
9 | 完成 | |
10 | 入居 |
長期優良住宅の認定が
税金対策のカギ
「長期優良住宅」とは、国が定める水準以上の住宅性能を確保し、長く住み続けられる家だと国から認められた住宅です。耐震性や劣化対策だけでなく、ライフステージに応じて改修や修繕が容易に行われることも重要なポイントです。長期優良住宅に認定されると、資金面・税制面での優遇措置が受けられます。
住宅ローン控除 | 最大500万円 (一般住宅:400万円) |
---|---|
登録免許税減税 | 0.10% (一般住宅:0.15%) |
不動産所得税減税 | 1300万円控除 (一般住宅:1200万円控除) |
金利優遇(フラット35) | 当初10年間 ▲0.3% (一般住宅:なし) |
投資型減税 | 上限65万円 (一般住宅:なし) |
固定資産税減税 | 5年間1/2減額 (一般住宅:3年間1/2) |
住宅取得など資金に関わる贈与税の非課税限度額 | 1000万円非課税 (一般住宅:500万円非課税) |
補助金 | 100万円(数限定) (一般住宅:なし) |
金利について知って
おいてほしいこと
住宅ローンを借り入れると、返済の際に金利を支払う必要があります。金利には「固定型」と「変動型」の2種類があり、変動型の金利は経済情勢の変化によって変動するため、低金利のときと高金利のときでは、返済額に差が出ます。
返済期間中に金利に変動がない「固定型」にするのか、低金利で借りられるチャンスがある「変動型」ではどちらを選ぶべきなのでしょうか。
低金利のメリット・デメリット
変動型は、経済情勢によって金利が変動するタイプです。低金利のものは額面の金利が低いのでおトクだと感じる方が多いですが、メリットと同時にデメリットもあるので注意が必要です。
メリット
低金利の最大のメリットは、返済額が増えないことでしょう。金融機関からお金を借り入れる場合、必ず金利を支払わなければならないので、その金利が少しでも低いほうがおトクです。住宅ローンを組む時期の経済情勢をチェックし、自分が住宅ローンを組むときの金利がどのような状況にあるのかを確認しましょう。
デメリット
借り入れたときには低金利だった場合も、経済情勢の影響をうけて金利が変動し高金利に転じる可能性があります。金利が上昇すると、もちろん返済額も増えるため、状況をみて借り換えを検討するなど対策が必要です。
pickup 金利上昇で返済額がこれだけ変わる
※表は左右にスクロールして確認することができます
金利タイプ | 変動型 | 固定型(全期間) | |
---|---|---|---|
金利例 | 0.63% | 1.19% | |
毎月返済額10万円の場合の借入額 | 3771万円 | 3433万円 | |
5年後、10年後の金利 が1%ずつ上がる場合の 毎月返済額 |
当初5年 | 約10万円 | 約10万円 |
6~10年 | 約11万5225円 | ||
11年目以降 | 約12万9166円 |
「固定型?」「変動型?」
金利の選び方
全期間固定型は、返済期間中に経済情勢の影響を受けず、ずっと金利が変わりません。全期間固定型として「フラット35」という商品があります。返済額が一定なので、将来設計を立てやすく、安心して返済できます。ただし、フラット35の金利は、金融機関によって異なるうえに、変動型の金利よりも高めに設定されている傾向にあります。
変動型は、経済情勢の影響によって金利が変動します。金利が低いときは返済額が減っておトクですが、逆に金利が上昇してしまい返済額が増えてしまう可能性も含んでいます。変動型で借り入れた場合、金利の状況によって借り換えを検討する方も多いのが特徴です。ギャンブル的な要素があり、将来設計も立てにくいというデメリットがあります。
固定型が向いている方
固定型の最大の特徴である「金利が固定されている」という点から、「収入が安定していて、今後の収入増加があまり期待できない方」に固定型が向いているといえます。安定的に支払いを続けられるので、「今後の収入増加が見込めていて、金利が変動しても大丈夫だが、金銭的な有利よりも、精神的な安心感が欲しい」という方にもおすすめできます。
固定型には、全期間固定されているものと、2年・5年・10年・20年など、固定される期間を任意で選べる「固定期間選択型」があります。自分が安心して、確実に返済を続けていける住宅ローンを選ぶことが大切です。
変動型が向いている方
変動型の金利は半年ごとに、返済額は5年ごとに見直されます。上昇率は最大で1.25%と上限が設けられていますが、家を建てるための借入額というと何千万円になるので、1.25%という数字は決して小さくありません。
変動型が向いているのは、将来の収入上昇や支出減少が見込める方です。また、貯蓄がある方も変動型を選択して良いでしょう。つまり、金利が上昇しても確実に支払いできるのであれば、金利の変動に対応していけるということです。時期が良ければ低金利でトクする可能性ももちろんあります。
練馬区・板橋区を知り尽くした代表が、皆様のご相談に対応します
家を建てることに対して期待と同時に不安を感じている方も多いことでしょう。安心してマイホームを建てるためには、信頼できる工務店を選ぶことが重要です。
春日工務店では、代表自らがお客様のご希望に沿った設計を行い、着工後も現場に足を運んで進捗状況をチェックします。とくに練馬区・板橋区に注文住宅を建てたいなら、春日工務店へおまかせください。顔の見える工務店として、お客様に安心して家づくりを進めていただけるよう努めています。
お金に関するご相談にも対応します
現在、さまざまなタイプの住宅ローンがあり、自分にとって一番合う住宅ローンがどれかわからない、という方も多いことでしょう。春日工務店では、家づくりの一環としてお金に関するご相談にも対応しています。
住宅ローンに関するアドバイスはもちろん、家づくりのなかで発生する諸費用についても詳しくご説明します。予算内で無理のない家づくりをご希望の方は、お気軽にご相談ください。