OMソーラーとは

OMソーラーとは

OMソーラーで快適な生活を

「OMソーラー」という名前を聞いたことはありませんか。太陽熱と光のエネルギーを利用して、暖房・発電・給湯・換気の4つの機能を実現させる省エネ性の高いシステムです。

春日工務店では、OMソーラーを導入した家をご提案しています。エコロジカルで省エネな生活は、自然にも経済的にもやさしい暮らしを与えてくれるでしょう。快適かつ省エネな家をご希望の方は、一度、春日工務店へお問い合わせください。

OMソーラーとは

OMソーラーとは

太陽の熱とエネルギーを、暖房や給湯、換気などに利用するシステムです。太陽光発電と似ていますが、太陽光発電では光エネルギーを電気に変換して使うため、OMソーラーとは別のシステムです。OMソーラーは熱のエネルギーを変換することなく、そのまま熱エネルギーとして利用するため効率的な使用が可能です。

OMソーラーの名前の由来ですが「おもしろい」「もったいない」の頭文字をヒントにしています。その名のとおり、自然から降り注ぐエネルギーを余すところなく利用しているエコなシステムだといえるでしょう。

OMソーラーの特徴

OMソーラーの特徴

OMソーラーは高効率エネルギーシステムとして、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から補助金対象の認定を受けています。このNEDOによる調査によると、「住宅で消費するエネルギー量」がもっとも少ないのが「OMソーラー」であると発表されました。

太陽光による熱エネルギーの活用、つまり「温風式太陽熱暖房」は、電気・ガス・灯油の消費量がもっとも少なく済むシステムだということがわかったのです。電気・ガス・灯油の消費量が減れば、その分光熱費が削減できますし、自然にも優しい暮らしが可能です。

OMソーラーの仕組み

OMソーラーの仕組み

冬の寒い時期は、昼間のうちに暖かい太陽熱を集めて、気温が下がる夜から明け方にかけて、その蓄えた熱を利用して家全体を温めます。

夏の暑い時期は、昼間の屋根の熱を排出して、室内に熱が入り込むのを防ぎます。昼間よりも気温が下がる夜になると、放射冷却によって冷えた屋根の空気を室内に取り込むことで、室内を快適な温度に調整するのです。

このように1年を通して、快適な空間を作り出すと同時に、自然の性質を使った省エネ生活を実現します。

OMソーラーが選ばれる3つの理由

暮らしやすさと自然環境への配慮が両立しているOMソーラーは、多くの方に選ばれており、マイホーム建築時にOMソーラーを採用する家庭が増えています。

理由その1 熱と空気をデザインして、自然環境にうまく対応している

理由その1 熱と空気をデザインして、自然環境にうまく対応している

住まいというものは、そこに住む人にとって居心地のいい空間でなければなりません。住む地域によって、厳しい寒さであったり、厳しい暑さであったりと自然環境が異なります。

OMソーラーは、自然環境の変化にうまく対応して、快適な住環境を作り出す仕組みが備わっています。「暖かい空気は上に昇る」という性質を利用して、無理なく熱と空気をデザインしているのです。

この独自設計はパッシブソーラーデザインといい、地球にも家計にも優しい設計思想です。

理由その2 人工的な温度調節だけに頼らない、健やかな毎日

理由その2 人工的な温度調節だけに頼らない、健やかな毎日

寒い日は、すべての窓を閉め切ってエアコンを一日中つけて過ごす、それも室温が一定に保たれるため、一見快適な生活に思えるかもしれません。しかし、そうするとエアコンをつけている部屋以外の部屋との温度差が大きくなり、人間の体温調節機能に悪影響を与える可能性があります。

OMソーラーによる温度管理は、床からの放射熱によって家全体をゆるやかに温めます。各部屋の温度差が少ないため、部屋を移動しても急激な温度変化がなく、身体への負担が減らせます。自然の力を使った温度管理は、健やかに毎日を過ごすためにも役立っているのです。

理由その3 「もったいない」を利用する賢い生活スタイル

理由その3 「もったいない」を利用する賢い生活スタイル

太陽光は、晴れた日にはすべての家の屋根に降り注ぐ公平なエネルギーです。せっかく利用できる太陽エネルギーがあるのに、わざわざ石油燃料を使うのは「もったいない」と思いませんか。

暖房は20℃程度、給湯は40℃程度あれば十分快適な生活が可能です。太陽光のエネルギーにかかれば、それだけの熱を生み出すことは十分に可能なのです。石油や電気の消費を減らし、自然エネルギーである太陽光を使うことは、家のランニングコストをカットできる賢い生活スタイルとなるでしょう。

OMソーラーの歴史

OMソーラーの歴史

OMソーラーを考案したのは、建築家の奥村昭雄氏です。奥村氏は「自然の一部としての人間のあり方=パッシブ」に注目した建築家で、建築物を環境との応答という関係から考えていました。

そもそもパッシブとは「受動的」「受け身」という意味の言葉です。太陽抗の熱を利用して室内やお湯を温めたり、室内と屋外の空気の温度差を利用して換気したり、と自然に逆らわず、うまく利用することで、自然と人間の共存を目指しています。

春日工務店では「OMソーラーを次世代の主流にしたい」という奥村氏の想いに共感し、OMソーラーに取り組んでいます。

OMソーラーにご興味がありましたら、ぜひ春日工務店へ

OMソーラーにご興味がありましたら、ぜひ春日工務店へ

新築の注文住宅を建てたい方、とくに木造ドミノ住宅をご希望の方には、OMソーラーの導入をおすすめしています。OMソーラーでは、自然の力、主に太陽光エネルギーを利用した暖房や換気が可能です。

すべての屋根に平等にふりそそぐ太陽光を利用しないのは「もったいない」です。省エネかつエコロジカルな生活が実現できるOMソーラーシステムに興味がある方は春日工務店へ、お問合せからお気軽にご相談ください。